第6回フィールドワーク2022秋
11月28日(月)京都東山の知恩院、およびその塔頭の良正院に伺いました。
まずは、保存修理工事が行われている良正院の現場を京都府文化財課の担当者から詳しい説明をいただき見学しました。素屋根(工事現場を覆う大きな屋根)が丸太で組まれており壮観です。
良正院では、非常に質の高い木材が使われているとのことです。
その後、非公開の文化財の見学へ。
御影堂の裏側にある大方丈と小方丈の豪華な内部(写真撮影不可)を見学したあと、三門の急な階段を上ります。
山門の内部には仏像や十六羅漢のほか、造営を担当した奉行夫妻の像が置かれており、天井や柱梁には彩色が施され、迦陵頻伽(かりょうびんが)や龍が描かれていました。
担当の僧侶の方に丁寧にご案内いただき、とても充実したフィールドワークとなりました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。次回は2月に紙漉き工房の見学に出かける予定です。お楽しみに。