フィールドワーク2024春~私市植物園
2024年3月24日(日)
大阪府交野市私市(きさいち)にある、大阪公立大学附属植物園(通称:私市植物園)へフィールドワークに出かけました。
2022年までこの植物園に勤めておられた植松先生のご案内でした。
最初に植松先生から、園の歴史や成り立ち、特徴などについてお話を伺います。
満蒙開拓団の訓練施設だったことから始まり、戦後とてもユニークな考え方で園が作られ様々な困難を乗り越えて今日まで活動が続けられているとのことです。
そして、雨ではありましたが、園内の散策に出かけます。雨のため歩く範囲が限られたため、また来ようという声が多く出ていました。
場所場所で解説をいただきます。イスノキの葉の中にアブラムシの一種が入り込んで、堅い実のようなものができるそうです。
ヌマスギの根が空気を求めて地面から延びています。
予定した時間は少しオーバーしましたが、雨の中でも皆さんフィールドワークを楽しんでおられたと思います。
自然系の文化遺産として、色々な歴史が詰まっている(緑色のサクラ、メタセコイヤ、キシノウエトタテグモ、etc.)、開園から70年を超える植物園をようやく訪問することができました。