連続講座 「文化遺産信託(ナショナルトラスト)の新しい学び」

本年4月、アメニティ2000協会の創立25周年の記念事業として、ヴォーリズ六甲山荘、ヴォーリズ兄弟の森の一角に、新しくVories Cottage(ヴォーリズコテッジ)が建てられ、その活動の発信拠点としての歩みをスタートさせました。
また昨年度は、文化遺産信託研究会の創立5周年目を迎えて、その活動を教育活動として発信すべく、西宮市大学共通センター開講による西宮市大学共通単位科目として「わたしたちの周りの文化遺産を考える」という15回の連続講義を開講し、大きな成果を上げることができました。この講座はアメニティ2000協会や文化遺産信託研究会にとって中心的な意味を持つ考えとなる文化遺産信託につき、その意義、継承・保存、そして管理運営などを含めて多角的に学ぶ場を提供するものです。残念なことに大学共通センターそのものの活動が25年3月末をもって終了することとなり、そこで私たちの自主的な活動として継続開講を続けることといたしました。ぜひこの機会に、アメニティ2000協会、文化遺産信託研究会に属しておられる皆様にとって、改めて私たちの活動についての考え、学び直しのときとしてもご参加くださいますように、お誘いします。もちろん広くこのような活動に興味をお持ちの市民の皆様にもぜひおいでいただくことを願っております。
会場
六甲山上アメニティ2000協会 ヴォーリズ六甲山荘 Vories Cottage(ヴォーリズコテッジ)
受講料
5回連続 | 会員10,000円 |
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一般12,000円 | |
各回個別 | 会員2,500円 |
一般3,000円 |
※資料代、コーヒー・ケーキ代を含みます。
講演予定
2025年度前期には六甲山荘~ヴォーリズコテージのナショナルトラストとしての意義について考えます。
第1回 | 7月1日 | 清水 彬久 (アメニティ2000協会理事長、文化遺産信託研究会理事) |
「ヴォーリズ六甲山荘、ヴォーリズきょうだいの森、室谷邸記念館、そしてコテージへ」(仮題) |
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第2回 | 7月15日 | 福原 成雄 (文化遺産信託研究会理事長 大阪芸術大学短期大学部客員教授、作庭家) |
「山荘の庭~コテージをとりまく自然環境」(仮題) |
第3回 | 9月30日 | Durt 森本 康代 (ステンドグラス作家) |
演題未定 |
第4回 | 10月21日 | 前田 由利 (草屋根研究家) |
演題未定 | 第5回 | 11月4日 | 門倉 起美 (大阪芸術大学講師 陶芸家) |
演題未定 |